今年の、大型連休
仕事は最悪。そして、石川県の新型コロナウイルス感染者は増えています。特にかほく市。市内の病院で起こった院内感染が止まらないようです。毎日何人か感染者が増えていることは悲しいです。
このまま店舗も美術館も、ズルズル営業自粛のままでは ぴーんち。
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あんみつ色の金澤友禅工房も緊急事態宣言に合わせて自粛しておりますが、何にもやらないと「やめちゃった?」とご心配をおかけしてしまうかと思いhpのブログは出来るだけ更新していきます。
…でも、見ていらっしゃる方いるのかなぁ。。できれば、やっぱり売り上げに繋げたいです。
さて、2018年の5月に七尾市の昆布海産物處しら井さんで開催した初個展の懐かしい写真が残っていました。
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石川県七尾市は、能登の入り口と呼ばれている、かほく市から車で約1時間ほどだったかな?毎年5月3日から5日に青柏祭、でか山祭りが盛大に行われます。その時期に合わせて七尾市一本杉通りでは、各お店に花嫁暖簾と呼ばれる加賀友禅模様や素描の豪華な暖簾が飾られます。この花嫁のれんのお祭りの時期に合わせて友禅を展示させて頂き多くのお客さんに見て頂けたこと本当に良かったです。一本杉通りは、歴史のある通りで道の両側に建つ趣のある建物が、素晴らしい魅力ある通りですよ。お祭りの時期に一度出掛けてみませんか。
今年は、こちらも新型コロナウイルス感染拡大防止のため2020の青柏祭と花嫁のれん展のお祭りは中止だそうです。
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花嫁のれん展のお祭りの懐かしい写真を巡ってみます。
通り沿いのお店の前に季節の花が飾られ可憐な様子。
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花嫁のれんとは、昔々、結婚式は各家庭で行われていました。嫁ぐお家の座敷や仏間辺りにこの美しい暖簾を掛け、嫁ぐお家の玄関から仏間までの間でお嫁さんはもろもろの結婚の儀式をし、その儀式の一つに暖簾をくぐり、嫁ぐお家のご先祖様(御仏壇)にご挨拶を行う。あってるのかな?昔は、家から家に嫁ぐということですか。親が決めた旦那さんの家の家族になる。ということを表しているのだと思います。そして暖簾の役割は終わり、その後は、飾られることもなかったようで、何故だか ちょっぴり切ないですね。
実はこの花嫁のれん婚礼の儀式は、元は金沢で行われていたようです。友禅の着物を纏う花嫁や親族 その華やかな婚礼の儀は庶民の憧れ、当時北前船で一旗揚げた豪商は、今だと考えられないほどのリッチな婚礼が行われたそうです。
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長い間タンスに眠っていた暖簾は、色があせることもなく美しい状態です。
なかにはお店の奥にある中庭の縁側に展示されている花嫁暖簾もありました。
各店舗には、語り部さんがいらして、花嫁暖簾など婚礼秘話が伺えます。
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昔の北陸地方では、娘が嫁ぐと決まると親は、豪華な嫁入り仕度の準備をしました。その仕度を親戚や近所の人に見て貰う風習がありました。たぶんそんな時にも花嫁のれんが一層場を華やかに盛り立てたように思われます。
嬉しいことに店舗前のピンクの看板もしら井さんに作って頂きました。
また、地新聞に取材をして頂き個展の案内も載せて頂きました。関係者さま、スタッフさま その節は大変お世話になりました。ありがとうございました。
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新型コロナウイルスが終息したら、今度はミニギャラリーで染色工房森内さんと二人展が出来るといいなぁ。(国民全員のPCR検査したほうがいいと思うけど。。。)
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もうすぐ「母の日」わすれないでね。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。🙏😄
【訪れたところ】
「昆布海産物處しら井」一本杉通り店
住所:石川県七尾市一本杉通り100
tel:0767-53-0589
今年は、2020年5月10日が『母の日』6月21日は『父の日』ですよ!
母の日・父の日のプレゼントにお花やメッセージカードに添えて
◎ 手描き友禅の「まめ福」「ぷち福」・友禅染の「chouchou繻紗」和小物がオススメです。
◎ 父の日には「まめ福」がオススメです!
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