今年は暖冬のせいか、春の訪れもいいようで
自宅庭の早咲きの紅梅の花がほころびはじめました。
沈丁花に蕗の薹の蕾も膨らんでもう直ぐ咲きそうです。
こうなると気になるのは、やっぱり「桜」ですよね。
2020 今年の金沢の桜の開花はいつ頃でしょうかね?
桜は、日本固有種の花で600種の品種があるともいわれています。また、古き頃より桜の木には穀物の神様が宿ると考えられていたそうです。奈良時代は、輸入されたばかりで珍しかったこともあって、花と言えば梅のことでしたが、平安時代に貴族の間で日本独特の文化が育ち、この頃から花と言えば「桜」を指すようになったそうです。そのためなのか、桜の便りは特別な感じがしますよね。各地に桜の名所も多く今日も桜の下のお花見は春の風物詩ですね。
日本の美意識を象徴する花なので、桜模様は、種類も意匠もさまざま、他の模様と組み合わせることで四季を気にせず使えます。とは言え桜が待ちどうしい春先は、存分に楽しみたいもの。
そんな、私も桜の開花を心待ちにしている一人です。
それで作ってみたのが、桜と紅葉と市松模様 初のインクジェットプリントの手ぬぐいです。
吸収性がよく乾きが早い手ぬぐいは、さまざまな用途で活躍してくれる 便利な使い方ができて、常にお家にストックしたい和のアイテムですよね。
手ぬぐいの模様は、桜楓文(おうふうもん)と言い、春の桜・秋の紅葉(楓)と日本の最も美しい2つの季節を寄せ合わせた古来から日本人に愛されてきた日本文化を感じる文様。
桜の花は、友禅調のぼかし染め風で春風に華やかに舞う様子。紅葉は加賀友禅の特徴である虫食いがアクセントになっています。市松模様は、デニム調で染めムラを楽しめるようにし、さらに、白い部分には、フリーハンドでドローイングしたハートの形の花びらを幾重にも重ね花の儚さを表現。また、糸目糊のラインもあえて強弱付けることで友禅の手仕事の温かい雰囲気が感じられるよう描きました。
桜楓市松文の手ぬぐいで彩ると、桜の園、花のベールに包まれるようなハッピーな気持ちが盛り上がりますね♡
桜の模様は、春を感じる花というだけでなく国花の代表例とされることもあり 四季をとわず用いられ大変人気があります。
お色は、青系・ピンク系・オレンジ系・黒の4色。
オレンジ系とピンク系は完売しました。
青系と黒は残りわずかです。
※「桜楓文様の手ぬぐい」の販売は、金澤里山工房交流会の展示会又は、かほく市の当工房にて販売しています。お気軽にお問い合わせください。
それから、春と言えば、卒業式ですね。
袴スタイルにも合う和のテキスタイル「金澤髪飾り繻紗」(シュシュ)がおすすめですよ~。卒業の決意を胸にキリリッと装いも清々しく、気持ちが引き締まります◎
【おすすめ 友禅 和小物】
【合わせて読んでね】
【おすすめ 友禅の縁起物お取り扱い店】
【石川県立美術館】
住所:石川県金沢市出羽町2-1
開館時間/ 9:30~18:00
ミュージアムショップ営業時間/ 9:30~19:00(1F:ミュージアムショップは年中無休)
□ 石川県立美術館ミュージアムショップにて まめ福シリーズ/ぷち福シリーズ/chouchou 繻紗
※手描き友禅和小物販売中。ぜひ、お立ち寄りください!
© 2020 anmithu-irono kanazawayuuzenkoubo corp.