日本海側で、晩秋から初冬にかけて降る雨を時雨と言います。
今朝のお天気は、強風と冷たい雨が、降ったり止んだりの繰り返しで朝から時雨れています。
北陸の冬らしい空模様です。
金沢の街中やショップは、すっかりキラキラで、華やかになってきましたね。今年はどうしようかな~、と、思い出したのが、自宅庭の「銀木犀」の葉でした。初冬の11月には、キンモクセイに似た芳香を香らせ白い花が咲きます。昔から庭にあったこの木が「柊の木」と最近まで気づきませんでした。てっきり銀木犀だと信じていました。調べてみるとモクセイ科モクセイ属とかで、全くハズレては無かったようです。
西洋では、柊は聖なる木・聖なる棘と呼ばれ、クリスマスのオーナメントやドアを飾り付けるリースに柊の葉と赤い実はクリスマスシーズン定番モチーフで欠かせない植物のようですね。このクリスマスリースが玄関付近に無いとサンタさんが気が付かないらしいですよ。サンタさんにスルーされちゃう?それは困るよね。
セイヨウヒイラギ(柊)は、モチノキ科モチノキ属ですが、和のヒイラギと葉っぱがソックリ!です。とても神聖な樹でパワーが授かれる聖なる木樹とされているそうですよ。家の飾りに取り入れてみましょう。
友禅では、着物の柄として柊を描くことは、ほとんどナイ…と思います。何故かと言えば、葉っぱの棘が気になるからです。
例えば、お洒落帯でクリスマスの雰囲気をデザインした柊柄であれば人気あるのでないかと思います。柊ぱわー授かりましょう。(私の想像です)。
柊の花言葉は、用心深さ.剛直.保護.先見の明.歓迎.
日本でも葉にトゲがあるヒイラギは、古くから魔除けになると信じられていたようです。家の庭に植えるなら、表鬼門の北東にヒイラギ、裏鬼門の南西にナンテン(南天)を植えると鬼門除けに良いとされているようです。ウチの庭もその方角に植えられていますね。また、和名のヒイラギの語源は、葉の縁にあるトゲに触れると痛いことから、ヒリヒリ痛いを意味する「ひひらぐ」から 名詞に変化させ「ひいらぎ」の名になったそうです。別名は「鬼の目突き」だそうです。西洋、日本でも邪気を祓い 悪いモノを寄せ付けない。と信じられています。
ちなみに、日本のヒイラギは11月から12月に開花して7月に黒ぽい紫色の実をつけるようです。セイヨウヒイラギは、4月から5月に小さな白い花が開花し11月に大きくて赤い実をつけるそうですよ。
我が家の柊は、赤い実が無いのでサンキライの赤い実を付け、持っていた薬の瓶に飾り付け撮影することにしました。
リースやナチュラルな雰囲気のスワッグにするならサンキライの実はワイヤーで止めると良いとおもいます。
柊を扱うときは、園芸用の手袋があると安心です。
お部屋をXmasにディスプレイすれば、年末に向けてハッピーな気持ちが盛り上がりそうですねぇ~。
Christmasプレゼントに 香り豊かで魔除けの効果もある柊をまめ福に添え、贈りたい方の平穏を願いたいですね。
クリスマスプレゼントに手染めの柔らかな温かさを感じる 金澤友禅髪飾り『chouchou繻紗』もおすすめします。(加賀友禅.和小物)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
【お取り扱い店】
【石川県立美術館】
住所:石川県金沢市出羽町2-1
開館時間/ 9:30~18:00
ミュージアムショップ営業時間/ 9:30~19:00
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