寒さが最も厳しい時期
野外で薔薇を見ることは無いと思っていたら、自宅庭に剪定されないまま残った小さな花をみつけました。
少し朱がかった淡くやさしい鴇色。
鴇色(ときいろ)とは、朱がかったあわい桃色をいう。色名は江戸時代に付けられ、湿地や水田のいたるところにいた水鳥「トキ」の翼の一部が淡い朱色をしており この色から「鴇」「桃花鳥」と呼ばれ親しまれていました。
加賀友禅にも使われている和の色名は、四季の移ろいの中で、花や草木などの自然のモノの名前から名付けられてきた色名が多く とても情緒があり美しい響のものばかりです。
冬薔薇の淡い鴇色の装いが、奥ゆかしくて何とも言えず美しかった。
また春には、うつくしい花を沢山咲かせますように📷
【お取り扱い店について】
© 2019 anmithu-irono kanazawayuuzenkoubo corp.